急増する理由とは

最近、ニュースでも大腸がん増加が報じられることが多くなりました。芸能人や有名人でも大腸がんに罹患したと耳にすることも多いです。

もともと大腸がんは、欧米で多く、日本では比較的少ない’がん’でした。

しかし、10年ほどの間に急増し、肺がん、胃がんなど抑えトップになっています。
急増する理由は、食生活の欧米化（高脂肪食、低繊維食）、食肉（牛、豚、羊）、加工肉（ハム、ソーセージなど）の摂取の増加、運動不足などの肥満の増加（BMI25以上）、高身長、飲酒があげられています。

大腸がんで命を落とさないためにできる簡単なこと

ズバリ、大腸がん検診（便潜血検査）をしっかりうけることです。費用も安く、痛くもかゆくもない検査です。そして、検査で陽性となったなら、大腸内視鏡検査（大腸カメラ）を受けることです。大腸がんで命を落とす最大の理由は’検査を受けていなかったこと’です。検診を毎年受けることで、大腸がんではなく、その前段階の大腸ポリープ（腺腫）で見つけることができ、それを切除することが大腸がんの予防につながります。大腸ポリープは比較的ゆっくりと成長し、大きくなると‘がん’になることが多く、発見までの時間的猶予は比較的長いです。ポリープから‘がん’になり、それが命に関わるほどまで根をおろす前に切除することで大腸がんは予防できます。

大腸検査の不安を解消するために当院での大腸内視鏡検査の工夫について

当院では大腸検査をなるべく不安なく、楽にできるように工夫しております。
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