2018.06.12
【注意喚起】石川県で麻疹(はしか)流行の可能性
報道にもありましたが、麻疹を発症していた名古屋在住の20代男性が2018年6月6日に金沢、野々市に滞在していたことが明らかになりました。
麻疹の潜伏期間は10-12日間程度であり、6月15日前後から下記症状が出現した場合は要注意となります。
特にワクチン接種の甘い20代後半から40歳過ぎでは注意が必要です。
平成2年4月2日生まれ以降の世代では2回の定期接種をうけていることになっており。ほとんどの人で抗体が十分あります。
初期症状は発熱、咳、鼻水などの風邪症状、眼の充血や関節痛など様々な症状あり。
いったん、解熱した後、高熱とともに全身に発疹がでて4-5日続きます。
他の人へうつしてしまう可能性のあるのは風邪症状のでる1日前から解熱後3日間程度です。
麻疹ワクチンを1回のみ接種している場合は症状が非典型的(修飾麻疹)になるので注意が必要です。
重要なのは
麻疹が疑われる場合は必ず、医療機関に連絡してから、速やかに受診してください。
受診の際は公共交通機関を避ける、マスクをするなど他の人へなるべく接触しない配慮が必要です。