2022.09.09
コロナ療養解除の考え方 ~7日過ぎたら感染しないは大間違い~
療養解除後もしばらくは、感染させるかもと思いやりの対応を!
2022年9月に療養解除の期間が
有症状 10日間 ⇒ 7日間
無症状 7日間 ⇒ 5日間
と、それぞれ短縮されました。発症日を0日とします。
さっそく、データを見てみましょう。
下記の表は国立感染症研究所のデータです。
10日間療養後の11日目にウィルスが確認されるのが3.6%
7日間療養後の8日目にウィルスが確認されるのが16%
となっています。6-7人に1人は療養解除後の翌日に他人に感染させる可能性があると言えます。
逆に11-14日目でも、少ないですが0%ではないこともわかります。
重症化リスクの高い人と接触するような方は、引き続き10日間の療養としても妥当と考えます。
大事なことは、療養解除後もしばらくは、引き続き他人に感染させる可能性があるということを自覚することだと思います。
特に、マスクなしで接触するような家族や身近な人に対して、気を付けなければならないでしょう。