2026.02.20
赤ちゃんのために。妊婦さん対象のRSウィルスワクチンの助成(無料)が2026年4月から始まります。
【2026年4月開始】RSウイルスワクチン「アブリスボ」のご案内
赤ちゃんを守る「母子免疫ワクチン」が定期接種になります
2026年4月1日より、妊娠中の方を対象としたRSウイルスワクチン(製品名:アブリスボ)が定期接種(公費助成の対象)となります。
RSウイルスは、赤ちゃんが感染すると細気管支炎や肺炎を引き起こし、重症化しやすいウイルスです。このワクチンは、お母さんが接種することで体内に抗体を作り、胎盤を通じて赤ちゃんに「免疫のプレゼント」を届けるものです。
1. 接種の対象となる方
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妊婦さん
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接種時期:妊娠28週〜36週6日まで 1回 筋肉注射
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※最も効果的な移行を考え、当院では妊娠30週〜34週頃の接種を推奨しています。
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2. 費用の負担について
2026年4月1日以降の接種より:公費負担(無料または自己負担金のみ)
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お住まいの市区町村から発行される予診票(接種券)が必要になります。
3. なぜこのワクチンが必要なの?
生後6ヶ月未満の赤ちゃんは、RSウイルスに感染すると入院が必要になるケースが少なくありません。しかし、赤ちゃん自身は生まれてすぐにワクチンを打つことができません。
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生まれる前に抗体を届ける: お母さんから受け取った抗体が、生後数ヶ月間の最も守りたい時期の赤ちゃんを守ります。
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高い予防効果: 生後3ヶ月までの重症RSウイルス下気道疾患を、約8割予防する効果が報告されています。
4. 予約方法と注意点
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完全予約制です: ワクチンの準備が必要なため、受診時またはお電話にて事前予約をお願いします。
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他ワクチンとの兼ね合い: 他のワクチン(インフルエンザ、新型コロナ等)との接種については、医師にご相談ください。
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体調の確認: 接種当日は体温を測定し、母子手帳を必ずお持ちください。
「RSウイルスは、ほぼすべての子供が2歳までに感染する身近なウイルスですが、新生児期には特に注意が必要です。これまでは全額自費でしたが、4月からの定期接種化により、より多くの赤ちゃんを病気から守れるようになります。大切な赤ちゃんへの最初のプレゼントとして、ぜひご検討ください。」