8月16日 日曜日 の午前中 休日当番医となっています。感冒(かぜ)・新型コロナウィルスの対応について

2020年8月16日 日曜日の午前中 休日当番医となっています。
受付時間は9-12時です。

石川県での新型コロナウィルス感染症の流行は現時点ではクラスターが中心で、感染経路不明の人が多数でているという状況ではありません。しかし、お盆休みなど、県外との人の流れは多くなり、新型コロナの危険は身近に迫っていると言ってよいと思います。特に注意すべき人は
 ① 東京や大阪、名古屋など大都市等のコロナ流行地への往来のあった人
 ② また、往来のあった人と接触のあった人(無症状の人も含む)
 ③ 夜の街関連と言われるような密な状況の心当たりのある人
 ④ 風邪症状の他に、味覚・嗅覚の異常など、コロナ特有の症状のある人

コロナウィルス感染の経過としては  以下はプライマリケア学会の診療の手引きからの抜粋です。

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特に倦怠感については、発熱がそれほどでもないのに強いことがあります。
さらに症状が7日前後続いた後に、

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ただし、高齢者や基礎疾患がある場合、妊婦さんなどは発症直後に重症肺炎になる場合もあり注意が必要です。右図は致死率ですが、健康成人では致死率は低く、特に20-30代の若者はさらに低いです。
新型コロナウィルスの肺炎は無症状から、痰のからんだ咳、からまない咳など多彩な症状が知られています。



以下はプライマリー学会の作成した新型コロナウィルス診療の手引きから引用しました。検査に関してもPCR検査の拡充が進んだことや、治療に関しては現状でレムデシビルという薬の認可があるので若干ニュアンスは異なりますが、ご覧ください。軽症例を含め、全ての新型コロナウィルスの人を同定するという労力を減らし、病院の待合室での感染拡大を防ぐ対応と考えてください。
また、PCR検査をして陰性とされても、新型コロナウィルス感染であることを完全に否定できるものではありません。詳しく知りたい方はこちらもどうぞ。(詳細クリック)
① 症状が軽い時は自宅療養してください。
  ※そうはいっても、不安な人はいると思いますのでその場合は電話で相談ください。当院ではオンライン診療(詳細クリック)の選択肢もあります。自宅にいながら、近くの薬局で症状を緩和するための処方を受け取ることも可能です。
 普通の風邪も新型コロナウィルス感染症も、症状がでてから最初の数日は区別がつきません。症状が出てすぐに受診しても、コロナと診断することも違うと診断することも困難です。仮に早く診断できたとしても、現状では肺炎になったり、重症化を防ぐ治療もありません。また、新型コロナウィルス感染症の大半(全体の80%)は風邪のような軽い症状のまま自然に治ってしまいます。一方で、症状があるときに外出したり、医療機関を受診することで、外出先や待合室で感染を広めるおそれがあります。
 そのため、風邪のような症状がでても、最初の数日は受診せず、仕事や学校を休んで外出を避け、自宅療養してください。自宅療養の期間は健康な若年者で4日間、高齢の方や持病のある方、妊娠中の方で2日間を目安としてください。ただし、身近な人と同様の症状になりその人が、すでにコロナとは別の診断(たとえばインフルエンザ)を受けている場合は、治療薬があるので話は変わります。判断に迷う場合はかかりつけ医、もしくは保健所の相談センターに問い合わせください。
②自宅療養をしても症状に峠がこない場合は保健所の相談センターへ電話相談してください。 この記事の前の記事に電話番号は記載してあります。(クリック)
③受診の流れ
 相談センターに電話相談をすると、担当者から症状の経過や持病の有無などを質問されます。その上で担当者が受診が必要かどうかを判断し、コロナウィルスの検査のできる専門外来あるいはちかくのかかりつけ医に受診するかを判断します。担当者の判断と指示にしたがって行動してください。受診する場合は事前に電話をかけ、咳がなくても必ずマスクをつけてください。車で受診する場合は多くの場合は車内で待機するように指示があると思います。