糖尿病を合併すると肝細胞がんの発症リスクが2倍以上になることが報告されています。

肝細胞癌になるということは肝炎が継続して、肝硬変に近づくということです。

肝硬変の状態の肝臓から肝臓がんが発生しやすいですから、肝炎の継続を制御することが重要になります。
肝臓の炎に水をかけて消してあげるということです。
肝炎の目安として注目すべきは、
検診の血液検査で必ず項目に入っている、AST(GOT)/ALT(GPT)の値です。
検診などで採血したときに肝臓が悪いと指摘される人は要注意です。
お酒を飲んでいる人でこれが高い人は禁酒で良くなることが多いですが、そのような人は飲酒を控えれば数値は改善します。
つまり、肝炎の炎が消えるわけです。
そうなれば安心ですが、アルコール摂取なしで高い人は脂肪肝をよくするしかありません。
そのために必要なことは食事のコントロールと運動習慣ということになります。それが一番、大変なのですが…。

ただ、糖尿病や高血圧、高コレステロール血症などの他の生活習慣病も一緒に良くなりますので、がんばって治療する介はあると思います。

糖尿病は様々な癌が発症しやすいと言われていますが、肝臓がんはその中でも死亡原因の上位に入っています。
症状がないため軽視してしまいますが、症状が出てからでは手遅れになります。
どんな病気でもそうですが、手遅れにならないように検診などの結果をしっかりと受け入れて対応しましょう。